はじめましてSumieです。
この講座を受講いただきありがとうございます。
このレッスンではブラシアイロンの使い方を覚えて、髪にツヤを出して自然なストレートヘアを作れることを目指します。
ブローに比べて操作が簡単ですので、ぜひ繰り返し手を動かして体で覚えるイメージでやってみてくださいね。
ゼロからわかるブラシアイロン講座の流れ
ブラシアイロンでストレートヘアを作るポイント
ブラシアイロンでストレートヘアを作る手順
ブラシアイロンの手順1|乾いた髪をとかします
ブラシアイロンの手順2|ブロッキングします
ブラシアイロンの手順3|下のブロックから伸ばしていきます
ブラシアイロンの手順4|中間のブロックを伸ばします
ブラシアイロンの手順5|一番上のブロックを伸ばします
ブラシアイロンの手順6|スタイリング剤で仕上げます
ブラシアイロンとヘアアイロンの違い|しっかりクセを伸ばすコツ
ブラシアイロン応用編
ブラシアイロン応用編|ショートヘアの後頭部の寝癖、襟足の寝癖
ブラシアイロン応用編|外ハネの作り方
ブラシアイロンでストレートヘアを作るポイント
まず、ブラシアイロンでしっかりクセを伸ばしてツヤを出す最大のコツをお伝えします。
ブラシアイロンはヘアアイロンと違い両サイドから挟んで熱を与える構造ではありません。
片面だけに発熱体がある構造ですので、しっかり髪を伸ばすには発熱部を髪に密着させる必要があります。
ここを意識してブラシアイロンを使うのがキレイに仕上げる近道となります。
では、手順を見ていきましょう。
ブラシアイロンでストレートヘアを作る手順
ブラシアイロンの手順1|乾いた髪をとかします
ブラシアイロンは乾いた髪に使います。
シャンプー後の場合は、完全に乾かしてから使います。
クシやブラシで髪のほつれをとかし、ブラシアイロンが通りやすい状態にします。
ブラシアイロンの手順2|ブロッキングします
前3段、後ろ3〜4段にブロッキングします。きちんと線を引く必要はありません。
効率よく髪に熱が当たるようにするためのブロッキングです。
一段終わったら、ダッカールを外し、つぎの段の髪をおろして上の髪は止めておきます。
クリップやダッカールが5〜6本ある人はあらかじめすべての段を小分けに止めてから1つずつ外していってもOKです。
下の段から上の段に進んでいきます。
ダッカールやクリップがないときはヘアゴムでもいいですよ。
束ねた髪の根元をキュッとねじって頭皮にフィットさせ毛先を上に向けて止めるのが作業しやすいブロッキングのコツです。
ブラシアイロンの手順3|下のブロックから伸ばしていきます
利き手にブラシアイロンを持ち、髪を一度ブラシアイロンで梳かします。
髪の中間を人差し指、中指で挟むか、握るようにしてピンとテンションをかけます。
髪は斜め45度くらいの位置で持つとやりやすいです。
ピンとテンションをかけたまま、裏側から根元ギリギリにブラシアイロンの発熱部をピッタリ当てます。
そのままを維持して、ピンと張ったテンションに逆らうようにブラシアイロンを髪に押し付けながらゆっくり毛先方向に滑らせていきます。
毛先は開いてる方の手で押さえながら自然に内側に抜きます。
伸びに応じて数回繰り返します。
ブラシアイロンの手順4|中間のブロックを伸ばします
中間のブロックも手順3と同じ要領で伸ばしていきます。
濡れている髪を乾かしてから行っている人は、このエリアがまだ湿っていることがあると思います。
湿っていたら、ドライヤーで乾かして行います。
ブラシアイロンの手順5|一番上のブロックを伸ばします
一番上のブロックは髪の表面に出ますので、きれいに仕上げましょう。
トップから後ろはまっすぐ上に髪を張って裏からブラシアイロンを入れます。
ピンと真上に張った髪の根元に、3秒ほど前に押し出すように熱を与えます。
ピンと張った髪とブラシアイロンの発熱面で押し合うようなテンションをかけるのがポイントです。
これでトップの立ち上がりがしっかり付きます。
後頭部に向かって弧を描くように伸ばしていきます。
トップから前は顔周りの髪なので斜め下に向かって伸ばしていきます。
ショートヘアを除いて、フロントトップは根元の立ち上がりをつけすぎないほうが自然です。
前髪がブラシアイロンの幅より短い場合は表面から撫でるように熱を与えます。
短い前髪は、ブラシを髪の表面から手で覆うように押さえることで、熱が伝わりやすくなります。
長い前髪は下のようなやり方があります。
ブラシアイロンの手順6|スタイリング剤で仕上げます
お手持ちのスタイリング剤を手に取り、よく伸ばしてから髪全体に手ぐしでなじませます。
お手持ちのワックスなどにヘアオイルを2〜3滴混ぜるとツヤが増します。
ブラシアイロンとヘアアイロンの違い
image by Canva
カールアイロンやストレートアイロンは髪を挟んで熱を両面に当てる構造ですが、ブラシアイロンは片側だけ熱が出る構造です。
ブラシアイロンは熱で髪を挟まない分、いかに熱を効率よく伝えるかで仕上がりが変わってきます。
ブラシアイロン応用編〜おまけ〜
【応用編】後頭部の割れる寝癖
後頭部のパックリ割れ。こんな寝癖を直していきます。
寝癖周辺の髪の根元を、寝ている方向と逆方向に起こして熱を当てます。
ブラッシングのようにサッサッと動かすのではなく、ブラシ面を根元に当てて3秒数えるとしっかり熱が伝わります。
ゆっくり滑らせるのがポイント
一度で取れにくいときは、寝癖の部分を少なく取り分けて熱が伝わりやすくすると伸ばしやすいです。「根元」が大事です。
寝ている根元を起こしたら、最後にトップの部分を真上に引き上げ後頭部に向かって弧を描くように伸ばしていきます。
襟足の寝癖
ショートによくある襟足の寝癖です。
一番下の部分は、上の髪がかぶさらないよう上に止めておきます。
襟足を首に沿って撫でるように熱を与えます。やけど防止の為一か所に3秒以上とどまらないよう気をつけましょう。
短い襟足はイラストのように根元を持ち上げすぎると首周りに変なボリュームがついてしまいます。
右のように、角度を下げてスルーしましょう。
ゆっくり滑らせるのがポイント
【応用編】外ハネの作り方
最後にストレートタッチの外ハネの作り方です。
外ハネは、表面からブラシアイロンを当てていくと作りやすいです。
髪を持った手はピンと張りますが、持ち上げすぎないようにします。
ハネる毛先は手首を返すように熱を当てます。
毛先がつかめなくなったらブラシを手で覆うように押さえます。
あまり強くカールをつけないほうが今っぽく仕上がります。
ブラシアイロンのコツをおさらい
いかがでしたか?
はじめから上手にできる人はいませんので、ゆっくり繰り返しやってみてコツを掴むと手が覚えていきます。
Don’t think, feel!(頭で考えず体で感じよう、という意味)
最後にもう一度、ポイントをおさらいしましょう。
- ブラシアイロンを髪にしっかり密着
- 髪にテンションをかけて持つ
- ゆっくり動かして熱を与える
- 髪の厚さはブラシの幅くらい
動画を見てもう一度おさらいしてみてくださいね。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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