化学染料を配合しない100%ナチュラルなヘナを使ったヘアスタイル

私の髪は白髪が多いんだけど、ヘナをするとどんな色になるの?
Sumi
実際に1年ほど前からヘアカラーを卒業してヘナに移行したお客様の写真をご紹介します。

 

ヘナで白髪を染めた当日の色は鮮やかなオレンジ

ヘナの髪色

ヘナで染めた当日、直後は鮮やかなオレンジ色です。

後ろの髪が暗く見えるのは白髪より黒髪の割合が多い部分です。ヘナは黒髪を脱色するはたらきはありません

耳から前の方は白髪が多い部分でヘナの色が鮮やかに見えます。今回は緊急事態宣言で2ヶ月ほどヘナができなかったのと、以前染まっていた部分をカットしたのでやや薄い色です。

繰り返したときの色は以下のサンプル写真をご覧ください。

 

ヘナで染めたあとは数日で自然酸化が進み、やや深い色になります

微粒子に粉砕されたヘナのパウダーに薬剤ではなく温水を加えペースト状に練り上げて髪に塗布します。

 

ヘナは植物ですので、色素が空気に触れると自然に酸化していきます。そのため、染めた当日より、2日後、3日後と時間が立つに連れ少し落ち着いたオレンジに変化していきます。

染める前の髪の色がヘナをしたあと透けて見えるイメージです。

 

回数を重ねて行くうちに深いオレンジに変化

 

ヘナで染める前は白髪50%程度の髪です。(ヘアスタイルは違いますが同じ白髪率のウィックを使っています)

 

下の写真は6回ヘナを繰り返し染めたあと自然酸化で深い色になったサンプルです。

 

 

 

ヘナはヘアカラーのようなブラウン、黒にはならない


画像出典 Canva 

ヘナで染めた髪は繰り返してもオレンジ色の深み(濃さ)が変わっていくだけで、色の系統が変わったりはしません。ヘナ100%の色はオレンジ一択です。

 

白髪染めヘアカラーのようなブラウン系の色にはなりません。

 

例外として、インディゴという藍の仲間である染料をヘナに混ぜる、重ねる事によってオレンジ+青みの補色効果でヘナの赤みを抑える方法もありますが、どなたにも取り入れやすいものではないため私のサロンでは扱っておりません。

 

ヘナは化学染料や脱色剤、アルカリ剤による髪や肌への負担がないことがメリット


画像出典 Canva 

ヘナは特有のオレンジ色ですので、誰にでもトライしやすい髪色ではありませんし白髪率によって明るさの個人差が大きいです。

ヘナには以下のようなメリットがあります。

ヘナのメリット
  • ジアミン系化学染料や脱色剤などを含まない単純な植物なので髪や肌へ長期間の繰り返しダメージがない
  • 繰り返しでツヤやハリが出てくる
  • 100%自然なものでケアできるところ

ヘナをしたことがない人はこちらをまずお読みいただくとヘナの基礎知識がわかります。