夏の暑い時期になると、汗をかきながらのドライヤーは苦痛ですよね。
短時間で髪を乾かすには、風量の大きいドライヤーを使うのももちろんですが、
意外に思われるかもしれませんが、最も時短を左右するのは「タオルドライ」です。
今日は髪を早く乾かしたい人に向けて、タオルの選び方をお話していきます。
髪を早く乾かすタオルの選び方3つのポイント
私の経験から吸水性の高いタオルは3つのポイントがあります。
1.タオル越しに指が地肌に触れるくらいの厚みであるということ
2.ふんわり柔らかく手指と一体化しやすいこと
3.毛足の密度が高いこと
マイクロファイバーのタオルなどもありますがここでは手に入りやすい綿のタオルのお話です。

タオル越しに指が地肌に触れる感覚がわかるくらいの厚み
薄くてペラペラのタオルはNGで、
タオル越しに地肌に触れる感触がわかるくらいの
厚みが手早く水分を吸い取るので早く髪が乾きます。
「拭く」のではなく「吸収する」イメージで行うとより効果的です。
タオルがふんわり柔らかく手指と一体化しやすいこと
密集した髪の毛の根元、地肌の水分を拭くときに、
柔らかいタオルのほうが手指で髪の根元にタオルを押し当てやすいので、
しっかり水分を吸い取ることができるのです。
これで根元もしっかり乾きます。
毛足の密度が高いこと
毛足の密度がしっかり詰まったタオルは吸収性が良いので髪を早く乾かせます。
余談ですが、柔軟剤は多量に使うと水を弾きやすくなることがあるので
適量がオススメです。
【美容師】時短に効率的なタオルドライのやり方
①頭皮の水分を拭く

タオルをかぶせていると想定してね
頭皮の拭き方のコツはタオルの上から手を頭皮のマッサージの手のように地肌に触るようにして拭きます。
なかなか乾かない人は頭皮に指とタオルが届いていないかもしれません。
②髪の毛を拭く

次にタオルの乾いた面を出して、
髪をタオルで包むようにして両手でポンポンと
タオルに水分を吸い込ませていきます。
根元から毛先に向かって、左右、前後と分けて進みます。
後頭部の根元もお忘れなく。
タオル選びの注意点
過去に使った「残念なタオル」をシェアしますね。
厚すぎる重いバスタオルは指が使いにくい

画像はイメージです
以前自宅用に某人気大型スーパーで海外製のタオルを買ったことがあるのですが、
重すぎ、厚すぎで手指が頭皮に触れることができず、
指を動かすと指がタオルに持っていかれそうになるので
ストレスを感じたことを思い出します。
洗濯のときに水分を含むとさらに重くなり、
自然乾燥でゴワゴワになるのでいつの間にかお蔵入りしました。
足ふきマットにはちょうど良かったのですが。
バリバリの分厚いタオルは、
髪を拭くには向いていないかもしれませんね。
今日は髪が早く乾くタオルの選び方と効率的なタオルドライのやり方についてお話しました。
1.タオル越しに指が地肌に触れるくらいの厚みであるということ
2.ふんわり柔らかく手指と一体化しやすいこと
3.毛足の密度が高いこと
タオルドライの効率的な順序は以下のとおりです。
- 頭皮の水分をしっかり吸い取る
- 髪の根元から毛先に数回に分けてポンポン拭く
簡単なことですがきちんとやると5分は早く乾きます。
時短はタオルドライが9割。
ぜひ今日からお試しください。
タオルドライのあとはアウトバストリートメントをお忘れなく!