かんたんでナチュラルなヘアワックスのつくりかた

ナチュラルなケアが好きな人に人気のバーム系ワックス。

手のひらで溶かして使う濃厚な感触もいいですよね。これからの乾燥が気になる季節に大活躍のバーム系ワックスが100%天然の材料だけで簡単に手作りできるのをご存知でしたか?手作りコスメがはじめての人にもきっとうまくできるほど簡単です。ぜひ、おうち時間を楽しんでくださいね!

かんたんにできる天然シアバターを使った手作りバームワックス

手作りバームワックス

まず、からだや髪に使っても安全な材料を手に入れましょう。

材料は手作り化粧品材料専門店(webショップ、アロマテラピー専門店など)などで販売している化粧品グレードの品質の良いものを使うことをおすすめします。

シアバターやオイル、未精製と精製の違い

オイルやバター、ミツロウには未精製と精製のものがあります。未精製は原料の特性や栄養分、色、香りなどをそのまま生かした状態のもので、精製されたものは栄養価はやや下がりますが、色や香りなどを取り除いた状態のものです。敏感肌の人は精製済みのものを使うのがおすすめです。化学薬品などが含まれていない純粋なものを使います。

オーガニック(無農薬)栽培されたものがより安心です。髪の保湿、まとまり、ツヤ、ネイルケア、リップバームに、ハンドケアなどオールマイティーに使うことができます。(このレシピは一般の方がご自分で使う目的のものです。作成後のや使用や管理はご自身の責任においてお願いします。販売は法律で禁止されています。)

 

手作りバームワックスのレシピ

材料:
ビーズワックス(みつろう)10粒
シアバター 5g
ホホバオイルなど熱に強いオイル 5ml

Sumie
スイートアーモンドオイル、セサミオイルなどでも。動画ではセサミオイルを使っています。セサミオイルは髪との相性が良く、インドでは古来からヘアケアやスキャルプケアに使われてきました。はじめての方、肌が弱い方は精製されたものが香りなどが気にならないのでおすすめ。

器具:
材料を入れる耐熱の小さめなガラス容器など
湯煎で使う鍋や耐熱ボウルなど(容器がはいるゆとりがあるサイズ)
混ぜるための耐熱ガラス棒やスプーン
あればグローブ(衛生面)
キッチン用デジタルスケールまたは計量スプーン
キッチンペーパーがあると何かと便利です

つくり方:
①材料を計量してアルコール消毒をしておいた容器や器具を用意。(ティッシュやキッチンペーパーにアルコールを含ませ拭くか、耐熱容器などは熱湯消毒でも)
②耐熱カップに材料を入れる。
③沸騰して火を止めたお湯をボウルなどに入れ、材料の入ったカップをそのまま入れて熱で湯煎していく。(鍋にかけるのもありです。溶けるのが早いです。やけど注意。)
④溶けたら材料の入った容器を取り出し小分け容器に流し込みます。ある程度熱に強い入れ物がおすすめ。そのまま常温で冷まして固まったら完成。冷まし始める前にお好みで精油(エッセンシャルオイルを2〜3滴混ぜるとオリジナルの香りが楽しめます。

※防腐剤を使用していませんので1ヶ月くらいをめどに使い切るのがおすすめです。スパチュラを使って取り出すのが衛生的で取り出しやすいです。